完全遮光日傘専門ショップ ビューティーサンシールド

2020/06/17 15:07



美容・美白に意識の高い方は、目の紫外線ケアもしていらっしゃる方が多いですね。

完全遮光日傘、日焼け止め、サングラスは、美白の三種の神器です。

完全遮光日傘は太陽光を100%カットする生地を使用しているので普通の日傘よりもしっかり紫外線から目を守ってくれますが、地面や建物からの照り返しや空気中に散乱している紫外線があるため、どんな日傘を使ったとしてもそれだけで紫外線を完全に防ぐのは難しいものです。

日焼け止めを併用してお肌の対策はバッチリ!でも、目の紫外線対策まではできていない方はまだいらっしゃるのではないでしょうか。

今日は、意外と大事な目の紫外線対策に関する情報をお届けします。


■ なぜ目の紫外線対策が大事なの?


目の紫外線対策は、美容的な観点と、医学的な観点の両方から重要です。

<美容的な観点>

私たちの身体は紫外線を浴びると、α-MSH(アルファ・メラニン細胞刺激ホルモン)というメラノサイトを刺激するホルモンを脳下垂体から分泌します。





① 目に強い紫外線が入る
② 目から脳に「紫外線を浴びた」という情報が送られる
③ 皮膚を守ろうとしてメラニンがつくられ、シミ・そばかすができる

大阪市立大学医学部の研究によると、肌に一切紫外線を当てずに目だけに紫外線を当てるだけでもメラニン量は増えてしまうのだとか。

日傘をさしたり日焼け止めを塗っているのにシミ・そばかすができるという人は、目の紫外線対策ができていない可能性があります。


<医学的な観点>

紫外線による目の病気といえば、雪の反射やビーチなどで極端に強い紫外線を浴びることで角膜が炎症を起こし、白内障の原因になることが広く知られています。

しかし、意外なことに、もっと日常的な場面でも目の紫外線対策は必要だそうです。

金沢医大の研究によると、たとえ若い人であっても外でスポーツする方の3/4は、気づかないうちに瞼裂斑(けんれつはん)という目の病気にかかっているのだとか。
瞼裂斑はたんぱく質が変性して白目部分がにごる症状で、肉眼ではわからないことも多く、進行するとドライアイになったり白内障の原因になると言われています。

目への紫外線の影響は蓄積していくので、子どものころからこうした対策を始めるために、サングラスをかけて登園したり遊ばせたりする幼稚園もあるそうです。若いときほど角膜や水晶体が透明に近く紫外線が通りやすいうえ、背の小さい子どもは地面からの距離が近いために紫外線の影響が大人より大きいのだとか。子ども向けのサングラスやウエアなどのブランドも登場していて、子どもを遊ばせる環境は時代とともに変わってきているんですね。


■目の紫外線対策の仕方


完全遮光日傘をお使いいただければ日影ができるので安心ではありますが、照り返しや乱反射する紫外線からもしっかりガードしたい!という方や特に紫外線の強い日や場所では、メガネやコンタクトレンズ、サングラスで紫外線対策されるのがオススメです。

最近のメガネはほとんど紫外線カット機能がついていますが、コンタクトレンズの場合はカット機能がないものもあるのでその場合はサングラスがあったほうがいいのではないかと思います。
また、UVカット率をきちんと確認しておくことも重要です。


<日傘のさし方>

完全遮光の効果を生かすために、できるだけ顔の近くにさしましょう。
柄の部分を短めに持って、傘と顔の距離が近くなるようにします。
できるだけ乱反射する紫外線が入ってこないように、日傘の向きにも注意しましょう。柄の先が常に太陽の方を向くようにして、斜めから紫外線が降り注ぐ朝や夕方の時間帯でも上半身だけは日影ができるように意識していただくのが効果的です。


<サングラスの選び方>

レンズの色は紫外線防御率とは関係ありませんが、色の濃さには要注意。色の濃いサングラスだと瞳孔が開いてしまい、かえって沢山の紫外線を取り込むことになるそうです。普段使いには薄い色やクリアレンズが向いています。

また、サングラスはできるだけUVカット率(紫外線透過率)が表示された製品を選びましょう。透過率は値が低いものほど紫外線カット機能がよいとされています。たとえば「透過率0.1%以下」という表示であれば、紫外線は99.9%カットしてくれているという意味です。

最近の研究では、日本人は欧米人の1.66倍の紫外線を浴びていると言われています。彫りの深くない骨格の日本人は、さまざまな角度から光が侵入しやすいため、紫外線の影響を受けやすいのです。メガネやコンタクトと顔の間にできる隙間から紫外線が入らないように、きちんと顔の形にフィットする大きめのフレームを選ぶこともポイントになりそうですね。


<紫外線を目に浴びてしまったときは>
違和感を感じたらすぐ医師に相談しましょう。外出が多かったときは、ビタミンB2やコンドロイチンなどの成分の入った角膜ダメージを修復する機能のある目薬で適切にケアすることも有効ですよ。



完全遮光日傘の他にメガネやサングラスなどのアイテムを上手に組み合わせて、目のUVケアをしながら快適で楽しい夏を迎えましょう!